コラム blog

ただ思ったことを書くだけです。

RIZIN

年末の格闘技は近年つまらなかったけど今年は違うかもしれない。

堀口恭司、イアンマッコールという紛れもないトップファイターが参戦するRIZINバンタム級トーナメントがあるからだ。


世界の格闘技をリードするUFC

素人意見だがそこにリンクする形が多い今年のRIZINはわかりやすくハイレベル。

もちろんUFCの現役王者が参戦するわけではないからトップオブトップではないかもしれない。

しかし日本のメディアがやりがちな世界レベルじゃないのに世界レベルという嘘、それに騙されずにシンプルにハイレベルな試合を楽しめそうだ。



トーナメントの優勝候補はもちろん堀口恭司

UFCでランキング3位と王座に迫った男の参戦が一気にこのトーナメントの価値を上げた。というよりこの男のために組まれたトーナメントだ。

一回戦は所英男を秒殺。
二回戦は川尻を沈めた南米三冠王者が相手。この相手も手強そうだが堀口がどう料理するか見ものだ。


堀口の対抗馬、いや堀口と双璧となるのがこちらも元UFCファイター、イアンマッコール。
絶対王者で堀口も敗れたデメトリアスジョンソンと引き分けた男として有名。
そんな男がRIZINに来た理由はファイトマネーだが、UFCをリリースされたタイミングが合ったことに加えやはり堀口恭司がいるということでRIZINの価値が上がっているのは間違いない。

ワイルドカードで二回戦からの参戦、相手は山本アーセンを秒殺したマネルケイプ。
正直山本アーセンの実力はわからないがこのマネルケイプの打撃のキレはなかなかのもの。台風の目になりそうなキャラだがマッコールに通用するかといったらどうか。マッコールのコンディションを見るには絶好の相手かもしれない。

そしてその先が事実上の決勝戦になるだろう。順当にいけばイアンマッコールVS堀口恭司UFCのトップクラスで活躍した二人のガチバトルが見られるのだからこれは価値がある。

にしてもこの二人のいるブロックはきつい。勝ち残ってる8人のうち上位4人が丸ごといるようなブロックなのだから。

逆ブロックはパンクラス王者石渡でほぼ間違いない。所英男山本KIDのストーカーならこちらは堀口恭司のストーカー。

だが数年前の堀口との試合を見る限り石渡も強い。
強豪揃いのブロックで消耗していたら堀口も手こずる可能性はある。

逆に堀口としてはダメージを少なく勝ち上がりたい。
この想定でいった場合ポイントはやはりセミファイナルのマッコール戦か。

一番避けたいのは怪我などのアクシデント。
素晴らしいメンバーが揃っただけにアクシデントなくいいトーナメントになることを願いたい。





気が早い話だが堀口恭司はこの圧倒的な強さで勝たないといけないと口にするトーナメントを制した先に何を狙うのか?

UFCではあまり試合を組んでもらえないことを理由にリリースを申し出た。RIZINでは試合はできているが、やはりUFCとのレベル差はある。もう一年はRIZINでやるのが基本線だろうが、その先をどう見ているのかは気になるところ。

バンタム級トーナメントを制した先はその王座を防衛するのだろうが、そのベルトの価値を高めるにはRIZINには相手がいない。

一部で話題にあがる那須川天心との対戦も興行的には価値はあれど、RIZINMMAとしての価値としてはそんなにプラスになることではない。

今回連れてきたマッコールのようなトップクラスをそう何度も連れてこれるとも思えないし、それ以上はハッキリ言って期待できない。
UFCから離脱したトップファイターはそのままベラトールに行きがちというMMAあるあるもあるだけに。

そんなわけでRIZINは堀口の扱いに困るのではないか。
まあベラトールに行っててもそうだったろうし、UFCにいてもそうだったからRIZINに来たんだろうけど。

まあまずはトーナメントを圧勝してからなんだろう。







RIZINバンタム級トーナメント以外に楽しみなのはひとつかな。他はちょっと興行色がきつすぎて。

矢地祐介VS五味隆典は密かに期待している。

矢地はRIZIN3連続1RKOでこのクラスの日本人ではもはやエース。
対する五味は現在連続KO負けで5連敗中。

このカードはよくある新旧交代劇のひとつなんだろうけど、なんか注目させられる。

シンプルに二人とも魅力的な選手ってのは絶対的にある。

矢地祐介はお祭り男みたいな感じで売ってるけど実際真面目な選手なのがバレバレでなんか憎めない。
実力は間違いなくある。ストライカーでこの数試合はハマった部分もあるのかもしれないけで、打撃の速さはあるし手数も出せる。テレビでセンスとか言ってたけど、センスプラス鍛練で磨いた打撃なんだろうね。
寝てどうこうとかは世界のMMAを意識するなら重要なんだろうけど、今の矢地祐介でどこまでいけるかは見てみたい。

対する五味隆典もかつてはそう思わせてくれた選手。PRIDEの頃は今の堀口かもしかしたらもっと上にいたかもしれない。

でも矢地が言うように終わったのかもしれない。UFCがレベルが高いのは百も承知だが、五味がここまで負ける姿は想像できなかった。

年齢とよく言われるけど、五味の場合は違うような気がする。それがダメージの蓄積なのかモチベーションなのかはわからない。
だから確かめたい気持ちがある。

矢地自身が一番そうなんじゃないだろうか。

キックルールとはいえ引退した魔裟斗とドローに、発言もなんかピリッとしない。

本物の五味隆典五味隆典の実像を確かめたいんだろう。





相手は日本のトップファイターでありストライカー。
契約までのゴタゴタに会見での握手拒否。

相手もシナリオも揃った。

かつて火の玉ボーイと恐れられた男の導火線にこれでも着火しないなら、それはもうひとつの時代の終わりなのだろう。


個人的には五味がかつて北岡悟に負けた時はかなりショックだった。

北岡のスタイルを否定するわけではないが、なんか丸め込まれた気もした。

その北岡を矢地は倒してきた。
そして五味戦を望んだ。



これで五味が負けても北岡の時のようにショックは受けない。

ただどこか失望した中に、期待してしまってもいる。

五味のパンチに。















大晦日、久しぶりにおもしろそうなのはそんなわけです