コラム blog

ただ思ったことを書くだけです。

皐月賞ベスト5

今週は皐月賞ということで、これまでの皐月賞から5レースをピックアップしてランキング形式にしてみたい。










では早速。










第5位 2009年アンライバルド
    2012年ゴールドシップ
   



ワープシリーズを5位タイに。
皐月賞はタフな馬場や流れになりやすい中で生まれたワープのような末脚。

アンライバルドはハイペースで他馬が沈む中で溜めた末脚が爆発、あれはまさに豪脚だった。

ゴールドシップは本命のワールドエースが大外を回す中で荒れまくった内をワープしたかのようにスルスルと。内田騎手とゴールドシップのパワーが炸裂したレースだった。











第4位 1994年ナリタブライアン



このレースは外せない。
ナリタブライアンの独壇場なんだけれども、ダービーと菊花賞も凄いんだけれども。

レコード決着のハイペースを先行して勝ちきる、こういうのは強い馬ならあるけどここまでちぎるのは圧巻。
入れないわけにはいかない。





トップ3の前に惜しくもランクインならずのレースを二つほど。


2000年アグネスタキオン


幻の三冠馬と呼ばれるアグネスタキオン唯一のG1タイトルにしてラストラン。
当時ホープフルSがない中でG3でクロフネジャングルポケットを相手に完勝。最優秀2歳牡馬の投票では朝日杯FS勝ち馬に迫る得票数を獲得したあたりにこの馬がいかに魅せて、いかに期待されていたかがわかる。
レースは完勝だが、鞍上の河内が物足りないと語ったようにレースでは既に故障を発生していたようだ。
フジキセキ同様に仮に無事だとした時に菊花賞で距離と名馬が最大の壁として立ちはだかるあたりに競馬のドラマを感じてしまう。





2018年エポカドーロ


無敗の2歳王者ダノンプレミアムの回避で混戦模様に。
そのダノンプレミアムに苦杯をなめたワグネリアンステルヴィオが馬群に沈む中でエポカドーロがまさかの戴冠。

先行勢が飛ばしながらも残る謎なペースと馬場になんだこれ?となるレースだったがこれもまた皐月賞というようならしいレースだった。












第3位 2016年ディーマジェスティ



これは戦前のワクワク感を含めてランクインさせたい。
新潟2歳を圧勝したロードクエスト、デイリー杯を圧勝したエアスピネルが主役かと思いきや朝日杯でリオンディーズホープフルSハートレーがこれらを蹴散らす。
さらに弥生賞ではそのリオンディーズを無敗のマカヒキが倒してしまう。
ハートレーは故障で離脱してしまうが皐月賞ではこちらも無敗の2億円ホース・サトノダイヤモンドも加わり史上最高レベルの皐月賞と期待された。

しかし蓋を開けてみれば強風にリオンディーズの暴走ハイペースの中でディーマジェスティの末脚が炸裂。
「おまえかよ」とツッコミたくなるレースだったが、その後のダービーも僅差の3着と決してフロックではなかった。
この年のクラシック世代が古馬になってから振るわなかったことから、早熟だの期待ハズレだの言われるが、当時の熱はたしかに史上最高レベルであり今にして思えばそれもまたクラシックということか。













第2位 2005年ディープインパクト



ご存じ無敗の三冠馬ディープインパクトの1冠目。

新馬戦、若駒Sと圧巻のパフォーマンスで三冠馬誕生を期待されていたディープインパクト
調整不足の弥生賞の着差が際どかったことから、取りこぼすなら皐月賞と言われていた。

実際レースではスタート直後に落馬寸前の躓きで大きな出遅れ、スタンドからは悲鳴が響いた。
「やっぱりここか」と三冠馬誕生を夢見たファンは肩を落とし、アンチ本命馬の穴党は歓喜した道中。それでも「まだ2000mもある」と馬の能力を信じきった鞍上の武豊が初めて鞭を入れると他馬とは違う圧倒的な脚力で直線を制圧。
最後は流して2馬身半。
「走ってるというより飛んでいる」という武豊の伝説のコメントがすべてを物語っていた。
絶望のスタートから驚愕のゴールで歓喜へと変わったファンは「これは三冠馬誕生だ」と再び確信することとなった。















1位 2020年コントレイル


朝日杯FSを圧勝したサリオスVSホープフルSを完勝し最優秀2歳牡馬に選ばれたコントレイルの一騎打ち。

後続を3馬身半突き放すマッチレースは皐月賞史上最高のレースだった。

皐月賞の1、2着馬がダービーでそのまま1、2着になったことは過去になかった。それは皐月賞とダービーの性質が違うことを如実に表していたが、コントレイルとサリオスはそのままダービーでもワンツーフィニッシュ。
この2頭がいかに強いかというのは皐月賞後も示されている。

しかもコントレイルの父は名馬ディープインパクト。ライバルは父を敗ったハーツクライの子供。同じ中山で父のような4角捲りでリベンジを果たしたあたりにもドラマを感じる。
コントレイルはそのまま無敗で菊花賞も制し親子で無敗三冠を達成した。


戦前、レース内容結果、戦後のどれもが素晴らしかったこのレースを1位に。
なんなら歴史上でも1、2を争うレースだったと思う。

さらにこのレースの価値を上げるには2頭の活躍は欠かせないが、人気の一角だったもう1頭サトノフラッグの活躍にも期待したい。




















独断と偏見のランキングだが、まあそれぞれに思い入れがあるのもまた競馬。

今年の皐月賞もそんな風に誰かの印象に残るようなレースを期待したい。